クラシック・ミディアム

日輪田(ひわた)山廃純米

酒の元になる液体(酒母)の中に自然界の乳酸菌を取り込んで乳酸を生成させる山廃造りは、得てして濃醇な酒質に仕上がる傾向があります。重たくて飲みづらいと苦手意識を持っている飲み手も少なくありません。そんなイメージを払拭してくれるのが、実に山廃だけを造っているこの「日輪田」ブランドです。軽快な飲み口から広がる優しい米の旨味と、心地良い酸味が引き立てるボディバランスの良さ。味わいの軸がぶれず、輪郭がくっきり表現されているため、飲み進めても中だるみせず、ついつい盃を重ねてしまいます。

      日輪田 山廃純米大吟醸 雄町

      自然派の造りである山廃造りと、原生種に近い雄町の掛け合わせで表現された、ベルベットの様な滑らかな舌触りと格調高い芯の通った骨格、そして丸みを帯びて収斂していく後味の上品さに心奪われます。日輪田における最高峰を表現した、お食事と合わせて引き立たせ合う純米大吟醸。

          石鎚 無濾過純米

          長期低温発酵と槽(ふね)と呼ばれる昔ながらの木製の搾り機で丁寧に搾ることで、なめらかでキメの細かい質感を生み出しています。リンゴを思わせる適度な吟醸香と軽快でソフトな味わいが調和した、洗練された食中酒。国際的に最も権威のある醸造酒のコンテスト・「IWC」(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2013と2016でゴールドメダル受賞。

          開春 生酛 超辛純米 山田錦

          生酛(きもと)由来のボリュームある乳酸味と山田錦のポテンシャルの高さが見える逸品。生酛造りとは、自然界の微生物が入りやすい環境を酒の元となる液体中(酒母)に作り、微生物同士の厳しい生存競争を生き抜いた酵母だけで発酵させるという最も伝統的な製法の一つ。生酛らしい芯の通ったしっかりとしたバニラ系の旨みがシャープな酸と切れ味鋭い後味で引き締まって心地良い。

              開春 慶びの竜 生酛 純米大吟醸 斗瓶囲い

              生酛造りとは、乳酸菌を始めとする自然界の微生物が入りやすい環境を酒の元となる液体中(酒母)に作り、微生物同士の厳しい生存競争を生き抜いた酵母だけで発酵させるという最も伝統的な製法の一つ。それも培養酵母は使用せず、蔵に棲みつく自然界の酵母の力だけに頼った自然派中の自然派です。さらには搾るときに圧力を加えず、自重で滴り落ちる雫のみを集めた最高峰の限定品。ほんのりヨーグルトのような香りとビロードのような滑らかな口当たり、芯の強いボディと端正なキレのある酸が格別です。「幾重にも広がる複雑な旨みの波紋と静かな余韻」が唯一無二の存在。

              白隠正宗(はくいんまさむぬ) 生酛(きもと)純米 誉富士(ほまれふじ)

              今期(26BY)より山廃造りを全廃し、より締まりのある飲み飽きしない酒質を求めて生酛(きもと)造りへとシフトチェンジ。過去に燗酒コンテスト金賞やIWC銀メダルなどを受賞してきた白隠正宗の顔とも言うべき「山廃純米」の後継商品がこちらの「生酛純米」です。生酛造りとは、自然界の微生物が入りやすい環境を酒の元となる液体中(酒母)に作り、微生物同士の厳しい生存競争を生き抜いた酵母だけで発酵させるという最も伝統的な製法の一つ。こうして育った逞しい酵母が糖分をしっかり食べて完全発酵することにより、雑味の無いドライで切れのある力強い酒が生まれます。柔らかい飲み口から広がる深みのある旨味、だけれども爽やかさすら感じる軽快な後口。相反する性格の味わいが交互に訪れ、心地良い酔いへと誘います。

              東北泉 ちょっとおまち

              ダジャレです(笑)。濃醇な味になりがちな酒米「雄町」をあくまでも優しく表現しているところに醸造技術のレベルの高さが窺えます。雄町のボリューム感を引き出しつつも軽やかなタッチの舌触りと余韻が楽しめる逸品。柔らかくまろやかな口当たりは、「ほのぼの」という表現がとてもしっくりくる癒し系のお酒です。