大治郎 山廃純米
日本酒本来の味わいを表現することを信条としている「大治郎」。 なかでも山廃造り(自然界の微生物が入りやすい環境を酒の元となる液体中に作り、その厳しい生存競争を生き抜いた酵母だけで発酵させるという伝統的な製法)によって醸されたこの酒は、太めの骨格と厚みのある凝縮された旨味が心地良い。適度な熟成感も伴って飲みごたえ抜群のヘヴィー級です。冷やさずに常温、燗酒がおすすめ。
七田 純米 山田穂 七割五分磨き 無濾過生原酒
七田ブランドの代名詞とも言える75%精米。山田錦、山田穂、雄町、愛山による四部作の一角を担う季節限定の生酒です。山田錦の母親にあたる酒米「山田穂」は、その力強さと野趣あふれるごつごつとしたテイストが特長的で、山田穂の収穫が納得のいくものであったときに醸される限定品。濃醇でヘヴィーなフルボディタイプ。
作 純米 穂乃智(ほのとも)
「作」の純米3部作(酵母違い)の中でも香味のバランスが最も優れたタイプ。ライチを思わせる心地良い果実香と穏やかな甘みのアタック、後味の軽やかさも相まってバランスの良さが光ります。酒名の通り、飲み手に安らぎを与えるような優しい米の味わいを表現しています。
作 「雅乃智」 純米大吟醸 中取り
もろみを搾る際に最初に出てくる「あらばしり」と最後の「責め」という部分を除いた一番クリアな「中取り」のみを詰めたお酒です。華やいだ吟醸香と丸みのある上品な甘みが混然一体となり艶やか。とろっとした滑らかなテクスチャー(質感)が全体を包み込み、甘美な余韻にしばし時を忘れます。デリケートでエレガントな味わい。
白隠正宗(はくいんまさむぬ) 生酛(きもと)純米 誉富士(ほまれふじ)
今期(26BY)より山廃造りを全廃し、より締まりのある飲み飽きしない酒質を求めて生酛(きもと)造りへとシフトチェンジ。過去に燗酒コンテスト金賞やIWC銀メダルなどを受賞してきた白隠正宗の顔とも言うべき「山廃純米」の後継商品がこちらの「生酛純米」です。生酛造りとは、自然界の微生物が入りやすい環境を酒の元となる液体中(酒母)に作り、微生物同士の厳しい生存競争を生き抜いた酵母だけで発酵させるという最も伝統的な製法の一つ。こうして育った逞しい酵母が糖分をしっかり食べて完全発酵することにより、雑味の無いドライで切れのある力強い酒が生まれます。柔らかい飲み口から広がる深みのある旨味、だけれども爽やかさすら感じる軽快な後口。相反する性格の味わいが交互に訪れ、心地良い酔いへと誘います。
Copyright © 2023 KIKIZAKE WEB All rights Reserved.